2010年4月27日火曜日

【政治】牽制の使者参上!



■04月27日(火)02:12、牽制の使者参上!


先日、25日(日)普天間基地・県内移設反対の沖縄県民
集会が行われました。超党派で集まり、合計9万人もの
方々が、県内移設反対を叫びました!

国内の大手メディアは、それを現政権叩きに利用してい
ますが、沖縄から上がった焔が、米軍全体の撤収を巻き
込んだ大火事になるのを、米国政府は恐れています。

メディアが煽れば煽るほど、米政府は青くなります。

その牽制のために、米国は元国務副長官で現・シンクタ
ンクの所長を差し向けました。

首相に「辺野古案の履行」と「中国の脅威」を伝えたそ
うですが、 2代前のクリントン政権時の副閣僚なので「懸
念」を伝えられてもなぁと思います。

会談の狙いは、衆目を「普天間基地ひとつ」と「仮想敵
国」に集め・限定する事だと思います。
限定した上で、世論の不安を煽り、移設費用をニホンに
出させるのが最終目的でしょう。

でも今さらそんなミエミエの手に乗られないでしょう。

首相は、水面下で交渉を続けつつ、5月中旬くらいまで
態度を保留していると思います。

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以下、転載記事
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■普天間、同盟への悪影響懸念…米元国務副長官
(読売新聞 - 04月27日 01:07)

【全文転載】

米クリントン政権で国務副長官を務めたストローブ・タ
ルボット・米ブルッキングス研究所所長は26日、首相官
邸で鳩山首相と会談した。

タルボット氏は首相が「5月末決着」を明言している米
軍普天間飛行場移設問題を念頭に「特定の問題で打撃を
与えないよう、対策が見いだされなければならない」と
述べ、日米同盟全体に悪影響が及ばないように、早急に
対応するべきだ、と懸念を示した。

タルボット氏はその後、都内で講演し、オバマ政権に近
い立場から、米国内で「同盟関係の将来の方向性につい
て、深い懸念が存在する」と指摘した。その原因として
普天間問題と中国問題の2点を挙げた。

普天間問題では、「これまで何年も痛みを伴う交渉を行っ
てできた2006年の日米合意に対し、(鳩山政権が)一体
何をしたいのか分からないことが、米国の非常に大きな
不安材料になっている」と懸念を示した。そのうえで、
「日本が沖縄米軍の軍事的プレゼンスを薄めるような行
動を取るなら、同盟関係全体が崩壊に直面する可能性が
ある」と強く警鐘を鳴らした。

中国問題では、両政府間に対中政策に関する「疑念」が
生まれているとし、「(日米の)最も高いレベルでの信
頼関係が重要だ」と述べた。タルボット氏は外務省で岡
田外相とも会談し、同様の米国の懸念を伝えた。

【全文転載おわり】

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●普天間、同盟への悪影響懸念…米元国務副長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100427-OYT1T00111.htm

●Photo:軍事費削って!5秒に一人、飢餓で命を落とす子ら 様/
沖縄 心一つ県民大会9万人―島ぐるみ「基地いらぬ」【転載希望】

http://blogs.yahoo.co.jp/biwalakesix/24957125.html